2008-01-06

決断力

将棋棋士の羽生喜治さんの"決断力" を読んでみました。

羽生棋士が20歳代で7冠挑戦という話題でTVで取り上げられていたのを見かけたのが最初で、寝癖頭で将棋会場まで徒歩で向かう姿が印象的でした。実際の戦績は、1994年に6冠を達成し、1995年に7冠に挑戦するも谷川王将に負け、翌年1996年に再挑戦して7冠達成。

自分自身が将棋を指していれば、対局に関してもっと面白く読めたのではという感想ですが、羽生棋士が対局に際しどんな葛藤の中で勝負しているのかを垣間見ることが出来ました。

膨大な情報と多くの選択肢の中からなんとなくこれかなって思う直観力とその直感を冷静に検証する力、そして見切りをつけ選択する力、その一連の連鎖が決断力となる。直感の礎になるのが経験であり、直感が本質を見抜く力につながっていく。経験とそれによって得た知恵、論理的に積み上げていく力だけでは決断をすることはできなくて、最後は決断した結果を受け入れる勇気がいる。だからそこ、シンプルに考えて正しいと思ったことに素直に従うことが大事。

人生に大きな影響与える場面ではみなが熟考し決断してるという認識を持っていると思うが、人は日々小さな決断を下しながら成長し、現在の自分があるような気がする。どの本を読むのか、どの映画を観るのか、大人数のパーティーのような飲み会で誰と話しをするのか・・・。
その選択の中で自分の交友関係作られ、考え方が変わったりと実はかなり重要なことをなんとなく決断してきたようにも思える。


”決断するときのよりどころは自分の中にあり、厳しい局面での決断にはその人の本質が出てくる”
”プレッシャーはその人の持ってる器に対してかかってくるものだ”

耳の痛いコメントですが、経験を昇華させ推進力に変える努力と自分をさらけ出す中で単純によいと思える選択をしていきたい。

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