2008-11-30

飛行機からの風景

バルセロナからパリの移動は、通路側を確保できなくて、窓側に座ることに。久しぶりに飛行機から望む風景は結構いいものだった。

バルセロナの都市を離れてしばらくすると田園風景が広がる。その中にぽつんぽつんと小さな集落が見え始めて、飛行機から広範囲に見渡すと、大部分が田畑という中にその小さな集落が点々としていて、たまにその集落を嫌うように一軒家があったりする。

その風景を見ると、やっぱり人間は人と互いに肩を寄せ合って生きているんだなって思う。都市に近づくにつれて、その集落が大きくなって村のようになり、やがて街になる。街になると一軒家だけでなく、マンションのような高層建物が出始め、さらに進むと工場地帯のような生産拠点が出始める。最後のパリの都心に近づくとちょっとさっきまで見えていた田園風景が影を潜め、住宅だけに変わる。

理屈で考えると当然なのかもしれないが、移り変わっていく風景を数十分の間に目の当たりにするとなんだか都市の発展過程を見ているようで面白い。都市計画なんてものを学んだ人だともうちょっと面白みを持って見られる気がする。水道や交通網が発達した現在において、人々はどういった場所に家を建て、集落を形成するのだろうか。太古の昔のように水のような生活に必要な物が近くにある場所や交易の拠点を中心とした都市形成の名残だろうか。なんとも面白い。

プレミアムコノミークラス

飛行機のシートクラスにプレミアムエコノミークラスというエコノミーをちょっとよくしたクラスがあります。出張の時によく使うANA、JALにも路線によっては導入されています。

会社の規定ではエコノミーのチケットを購入することになるものの、法人での購入や格安チケットと比べるとだいぶ高い価格で購入していることがあって、場合によってはプレミアムエコノミーを用意してくれたりするので得した気分。

マイレージを考えると統一的に航空会社を使った方がいいけど、満席だったりして、結果的にANA、JALの両方のプレミアムエコノミーを経験できました。

どちらの航空会社もPCの電源が付いていて、普通のエコノミーよりは座席の感覚が広く、少しゆったり出来るようになっていて、飲み物もシャンパンが飲めたりと、エコノミーとの差を感じることができます。

シートの作りに関しては、JALがビジネスクラスをダウングレードしている感じに対して、ANAはエコノミーをアップグレードした感じになっている。この差は結構大きくて、JALの席はビジネスと同様にシェルになっているため、前の人が座席を倒しても後ろの人のスペースには影響がない。また、肘置きもビジネスクラスっぽくなっていて、JALの方が広いような気がするし、天井のライト意外に座席の肩口から伸びる個別ライトがついていて、書類を読むときに重宝する。

あと、マスクやアイマスク、耳栓などのアメニティーグッズはANAはくれなかった気がします。

今までANAを使うことが多かったけど、プレミアムエコノミーを考えるとJALをメインに使おうかと思い始めています。

2008-11-28

Hotel Claris

今回の出張では、バルセロナのHotel Clarisに宿泊しました。カサ・ミラから徒歩5分圏内というバルセロナの中心地に位置しています。

JALのガイドマップによるとバルセロナの5つ星ホテルの中でスーパーデラックスに区分されています。ただ、料金は150ユーロと比較的リーズナブル。

エントランスのある1Fには、ゆったりと座れるソファーがあって、同僚との待ち合わせや簡単な打ち合わせに便利。
清潔に維持された部屋は、キングサイズのベッドに、冷蔵庫、セキュリティーボックスなど必要な物は揃っている。まあ、5つ星なら当然の水準かもしれません。

ウェルカムドリンクとして、赤ワインのボトルが置いてあったり、快適に過ごせるいいホテルだと思います。

2008-11-27

スペインのインターネット事情

ビジネス目的で来るとは想像していなかったスペイン出張。
昨年の夏休みを利用して来た時は、スペイン文化や食に魅了されることが多かったけど、今回は(仕事なので当然ですが)あまり堪能する余裕はなさそうです。

今もそうですが、ホテルのインターネット接続は無線LANしかありません。宿泊しているホテルも比較的インターネット環境がよいことを条件に選んでいてランクも高いホテルなので、バルセロナのホテルの中では接続しやすいはずなのに、いまいち良くない。。

接続が3分に1度くらい切れてしまい、接続を維持しないといけない社内網へのアクセスができなくて、不便でしょうがない。これを理由にメールを見ないというのはありだけど、溜まると後々自分が辛くなる。

欧州での駐在経験のある同僚いわくスペインに限らず欧州は無線LANが多いとのこと。ちゃんと繋がれば、場所を選ばない無線LANの方が便利だと思うけど、これだけぶつぶつと切れるとストレスがめちゃくちゃ溜まる。

結果として、ホテルのビジネスセンターにある端末からLANケーブルを引き抜いて接続するしかない状況。仕事をする度に部屋からビジネスセンターに来るのも面倒だけど、何もできないよりはましかな。ちなみにこのほとんど繋がらない無線LANの使用料は3日間で24ユーロ。。

2008-11-21

グリルキッチン at 東京プリンスホテル

人間ドックを受診して最後に貰える食事券。自分で500円足すとプリンスホテルのランチが食べられる。せっかくの機会なので、同僚お勧めのステーキを食べてみることにしました。

生姜風味のスープから始まって、サラダ、メインのステーキ、食後のデザートにコーヒーと簡単なコースのように出してくれる。肝心のステーキは、注文どおりしっかりミディアムに焼き上げたサーロインステーキに大根おろしをさっぱりとしたソースで絡めてあって、胃カメラ後に胃がすんなり受け入れてくれる味でした。
ここでは、ステーキを焼いている人が、水も出すし、片付けもする。普通のレストランで考えれば、メインのステーキを焼く人はシェフに近くて、そういうランクの人が片付けや水出しをすることはあまり考えられない。もちろん若手もいるが、自ら率先して仕事をする。見ていて気持ちがいいものがある。
オープンキッチンであることがその一因かもしれないが、自分がそういう立場になった時におなじような振る舞いをできるように心がけたいと思った。

人間ドック

人生初の人間ドックに行ってきました。

そもそも父親方に癌で亡くなっている人が多い状況下で、なんとなく自分もいつか癌になるのかなっていう漠然として思いがあって、昨年ガン保険に入ったのに続き、今度は病気の早期発見に努めようという気持ちがあって、また会社の福利厚生の一環で、会社負担だったこともあり受診することにしました。

本当は聖路加国際病院がよかったのですが、社内の調整の結果、芝パーククリニックになりました。朝8:00から受付開始。。普段の通勤より朝が早い。たまたま繁忙期にあたってしまい、連日のタクシー帰りで結果が悪かったら嫌だなって思いながら、朝の東京タワーを背にして病院に向かいました。

人間ドックといっても、受診項目は多いものの受診者側が負担に感じる項目はほとんどなく、大変だったのは胃カメラくらいでした。あとは、CTや心電図といった普段の健康診断では対象とならない項目もありますが、ベットに寝てればすぐに終わります。

胃カメラは辛かった。。
まず血液検査で感染症反応の結果待ちで30分以上待たされて、ようやく呼ばれたと思ったら、喉の麻酔をするとのことで、薬を口に含ませたて何度も飲み込みそうになりながら5分間を凌ぐ。確かに口の奥の方の感覚がなくなっているけど、喉のまでは麻痺している感じがしない。
最近の胃カメラは細くなっているから大丈夫だという人もいるが、異物を喉から突っ込まれるわけだから初めての人には極めて辛い。最初の難関の喉を通過するときで、思いっきりおえーってなる。女医さんに「はい、上手ですよ~」なんて言われながら、胃までカメラが到達。その後はカメラで胃を押されたり、空気を入れれたり、変な感覚が後まで残ります。

別の日に大腸検査が待っている。
胃カメラより辛くないことを祈りたい。

2008-11-16

Victorinox Parliament

最近多くなった出張に対応するビジネスバックを探していて、買ったのが、この"Victorinox Architecture 2.0 Parliament"。

出張に必ず持って行くもので、かさばる物がPCと書類。この2つだけでも、普段会社に持っていくバックでは対応できない。今までは、書類をスーツケースに入れてもって行ったりして、なんとか凌いでいたけど、なんとなく荷物が多くなるし、スーツケースにスーツが入らなくなったりして、なんとなく収まりが悪い感じが否めない状況。。

理想は、ビジネスバックに仕事関係の荷物を全て収納して、スーツケースは衣類のみにすること。しかも、スーツケースは機内持ち込みサイズで対応できれば申し分なし。

Victorinox Architecture 2.0の中でいくつかシリーズがある中で、購入したParliament(パーラメント)は、取り外し可能なPCケースが付いていて、書類を収納するスペースは3つにセパレートされています。また、幅を拡張できるので、出張先で書類が増えてもある程度までは対応可能。フロント部分は、小さなポケットがたくさん付いていて、とても機能的です。欲しい機能をほぼ満たしていると言っていいかもしれません。

今月末に予定している出張で、早速活躍してくれそうです。