2007-07-24

Firenze(フィレンツェ)

イタリア最初の訪問地は、フィレンツェです。
セビーリャからローマに飛んで、そのままESに乗ってフィレンツェまでやってきました。ローマ・テルミニ駅では、ESの切符を買うのに少し戸惑いましたが、慣れるとすっごい便利。券売機も多くて日本より便利かもしれません。最初のうちは、スリによくよく注意していましたが、駅構内では警察官が複数巡回していて安心感があります。
まずは、ドゥオーモを目指して街歩きをスタートです。どの街でも明るいうちに自分の足で歩いて土地勘をつける事から始める。そうすると夜になっても必要以上に警戒して遠くまで行けないっていうことがなくなって、その街を楽しめるようになる。ドゥオーモ付近のバールでエスプレッソを飲んでみる。本場の味はどんなものかと思ったけど、意外と普通。

シニョリーア広場にあるカフェやレストランの雰囲気を見て、スペインからイタリアに来た感じがした。スペインでも広場ではオープンテラス席で食事が出来るようになってはいるもののイタリアの方がどことなく上品に感じられた。
フィレンツェでは、ドゥオーモ、ジョットの鐘楼、ウッフィツィ美術館、ヴェッキオ橋、メディチ家礼拝堂、中央市場周辺のマーケット散策などを楽しんだ。ドゥオーモ前は夜になると楽器を持ち込んでちょっとバカ騒ぎ、すぐに警察が来て撤収してたけど、結構楽しい場所。待ち合わせ場所にもなっていて、綺麗にドレスアップしたイタリア人が何人もいたりする。一方で、アルノ川に掛かるベッキオ橋を渡って、ピッティ宮側に行くと様子が全く異なる。人通りが少なく、ちょっと路地に入ると田舎の街といった雰囲気。その一角にあった個人商店で生ハムとサラミとチーズを買いました。生ハムとサラミは好きなだけその場で切ってくれるのがうれしい。別の店で買ったトスカーナ地方のワインと一緒にホテルで舌鼓ってことが可能。買ったワインがDonatella Cinelli Colombiniの"Brunello de Montalcino Reserva 2001"40ユーロ、2006年の何かの品評会で金賞をとったワインだそうです。

ベッキオ橋からの眺めは、フィレンツェの街の中でもかなりお勧め度が高いポイント。ドゥオーモ付近の喧騒から離れてゆっくりした時間を感じられるし、夜になるとアルノ川沿いに立ち並ぶ家の明かりが川に反射して幻想的な雰囲気になる。東京都心とは違って必要以上な明かりがなく、その濃い暗さが明かりを引き立たせる。早起きして日の出をみたかったな。
フィレンツェでは、"Giappone"に宿泊しました。歩き方では★にランクされているホテルですが、快適に過ごすことが出来ました。最初"Hotel Sempione"に行ってみましたが、シングルが一杯でダブルのシングルユースで65ユーロとのこと。ちょっと予算オーバーだったので、Giapponeに行ってみました。シャワー付で55ユーロ。歩き方の記載から45ユーロだと思っていたので交渉して、2泊で100ユーロにしてもらいました。部屋のドアに記載されていた料金は55ユーロだったので、どうやら値上げしていたみたいです。

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