2007-07-19

Madrid(マドリッド)

旅のスタート地点は、マドリッド。
日本からアムステルダムを経由して約16時間。プエルタ・デル・ソル付近に到着したのが22時前、そこからホテルを探す。まあ、なんとなるだろうと思っていたら、 1件目"Hostal Comercial"は満室。。ちょっと焦る。次を探すべく外に出ても、意外と街が暗くてどこにホテルがあるのかが分かりにくい。しかも、経済的なホテル(オスタル)は、専用のエントランスなどなく、入口の場所すらよく分からない。最初は”安くて綺麗なホテル”などと考えていたが、そんなことは言ってられない。とりあえず宿泊できるホテルを探さねば・・・。と彷徨っていると、2件目"Hostal Residencia Msria del Mar"で運良くチェックイン。このオスタルは建物は古いものの内装は綺麗で、特にシャワー等の水周りを改装したばかりみたいで気持ちよく宿泊できました。
そんなこんなでこの旅はホテル探しに奔走することから始まりました。

マドリッドに慣れるというよりも、スペインに慣れるために街の散策をスタート。
日本とは全く違った建築物に素直にいなーって思う。異国の地に来たって感じがものすごくする。”異国情緒たっぷり”というのが旅先を決める上でかなり重要視しているポイント。
地元の人達が食料を買いに来るセバーダ市場に行ってきました。観光地を巡るだけでは見えてこない現地の人の生活を垣間見れる気がして、どの国に行っても市場があるとついつい寄ってしまいます。日本と違って全ての物のロットが大きい。みんながっつり買って行きます。

マヨール広場、王宮、スペイン広場、ソフィア王妃芸術センターと様々なマドリッドの主要なポイントを巡ってみて一番印象に残ったのが、サン・イシドロ教会。ここは、聖フランシスコ・ザビエルを祀るスペイン初のイエズス教会。 平日の午前中だったせいか、教会を訪れる人は観光客ではなく、祈りを捧げる人がまばらに来るだけ。別に敬虔なカトリックという訳ではないが、ものすごく神聖で落ち着いた雰囲気が多くの人が集まるプエルタ・デル・ソルの街との対比で異空間に感じられ、しばらくその空気に包まれて、なぜか自分自身のことを振り返る。人が宗教を信じ、祈りを捧げる場所へ通う理由が少し分かった気がした。

首都マドリッドは、昼も夜も多くの人が行き交う。
夜もほんと賑やかだ。地元の人も然ることながら観光客も多く集まって、街角、バルと活気がある。でも、明るすぎない夜のマドリッドは落ち着きも感じる。あと1日欲しかったなーと思える街です。

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