入場チケットは、マドリッドのBBVA銀行の窓口で購入しておきましました。当日券購入窓口に並んでいる人も多かったので、予約しなくても入れるのかもしれません。
まずヘネラフィネからスタート、イスラム様式を代表するナスル朝の夏の別荘だそうです。ここは、"緑・花・水"という印象が強く、自然豊かな場所です。その後軍事要塞のアルカサバ、カルロス5世宮殿と進み、予約時間にナスル朝宮殿に向かいました。 ナスル朝宮殿は、壁・天井に至るまでその彫刻が細かく繊細で全てが上品な雰囲気です。 時間帯別に入場者数を制限しているものの人が多く、ゆっくり見ることができなかったのが残念でした。
グラナダのもう一つの楽しみは、アルハンブラ宮殿をアルバイシンから眺めること。サン・ニコラス展望台からの眺めは最高でした。アルハンブラ宮殿を含めたグラナダの街を一望することができ、さっきまでいたあの広大なアルハンブラ宮殿が少し小さく見えて、そのギャップを感じながら素敵な景色にしばし放心状態に。
週末の特別イベントだったのかも知れません、街の一角でダンスイベントが開催されていました。参加者はお年寄りが大多数で、杖をついたおばあちんまで踊っていました。 さすが情熱の国スペイン、年齢に関係なく音楽があれば自然と体が動くのでしょう。どの人も楽しそうに踊っていて、人生を楽しんでいるのがよく分かって、でもそこに入っていけない自分がいて、うらやましい気分と自分に対する苛立ちと混ざって複雑な気分でした。
別の場所では、結婚式か何かのパーティーがあったようでドレスアップしたスペイン人の男女が歩いていたりと、滞在中最もお祭り気分に浸れた日でもありました。普通の格好しててもかなり綺麗なスペイン人の女性がドレスアップするとびっくりするくらい綺麗になる、もちろん男性もすっごいかっこよくて、人種の違いを感じざるを得ませんでした。
この日は市庁舎前の広場に面している"Hotel Lisboa"というオステルに宿泊しました。ここはグラナダの長距離バスターミナルのインフォメーションで紹介してもらったホテルです。家族経営の良心的なホテルで快適に過ごすことが出来ました。
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