スペイン滞在中、全ての街で立ち寄ったのがバル。
かなり便利で朝食をとったり、観光の合間に一休みしたり、夕食の代わりにしたりとずいぶん重宝しました。観光客でごった返しているバルもあれば、地元のおじさん達が集まっているこじんまりとしたバルもあります。綺麗なクロスがかかっているバルよりもカウンターしかなくて地元の人が集まっているバルになんとなく惹かれてしまいます。
バルのカウンターにはタパスが並べられてあって、好きなものを見ながら注文できます。タパスの種類は店によって違っていて、味付けも店によって違うので、いろいろなバルに立ち寄りたくなります。
食べたいものを指差すと"タパ?"と聞かれます。どうやらタパとは小さい皿を指すようで、注文する際には食べたいものと食べる量(皿の大きさ)を言わないといけません。聞いてみると、タパよりも大きい皿が2種類あって、2人で取り分けたりたくさん食べたい人は大きめの皿を選ぶようです。タパだと一皿2-3ユーロ*くらいで、それでも結構なボリュームが出てきて、3種類も食べると満腹になります。
*バルセロナのバルでは、タパで5-7ユーロします。多分スペインで一番高いと思います。
パエリア、トルティーリャ、ガスパッチョなど有名な料理があるスペインでどうしてもはずせないのが、”ハモン・セラーノ(生ハム)”。どこのバルにも必ず1本は置いてあって、注文するとその都度ナイフでカットして出してくれます。スペインワインと一緒においしくいただきました。
バルにも慣れてくると簡単な注文はスペイン語で出来るようになります。そうなると楽しいことが待っていて、隣で飲んでいる地元の陽気なおじさんとなぜか仲良くなれたりする。多少スペイン語が話せると勘違いされて、よく話しかけれる。朝コーヒー飲んでいても、昼にビールを飲んでいる時も。地元の人と同じものを食べて、同じ酒を飲んで、仲良くなると、その街を少し分かった気分になる。世界遺産を巡るだけでは得られない楽しみがそこにあって、だからまたバルへ・・・。よく飲んだ。
そんな日本人を受け入れてくれたスペインの人達に感謝!
2007-07-22
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