2008-02-15

Luang Phabang(ルアンパバーン)

世界遺産の街"ルアンパバーン"。

この街を見たくて、この街の托鉢を見たくてラオスに訪れたといってもいいくらいの最大の目的地です。スローボートに8時間揺られてようやく到着したこの街は、訪れたラオスの都市の中でも最も発展した街でした。

ルアンパバーンの見所は、ワットシェントーンやワットマイに代表される寺院とその寺院の僧侶が喜捨を受けに街を歩く儀式"托鉢"でしょう。寺院は保存状態がよく、見所としてはいいと思いますが、(大きければいいというものではないでしょうが)建物自体が小さく、他の東南アジアの国々の寺院なんとなくひけを取るような印象でした。

ゲストハウスが立ち並ぶ中に地元の学校があり、休み時間に校庭で遊ぶ子供達にカメラを向けると、喜んで集まってきてくれます。アジアの国の中でもカメラに集まってくる国はあまりなかったような気がする。それだけまだ摺れてないってことでしょうか。

ルアンパバーンで宿泊したのは"Kinnaly(キンナリー)"。ビューケムコムを目指したのですが、あえなく満室。。ほぼ同じ時間帯に数隻到着したスローボート客がどんどんチェックインしていく中で、のんびり選択している余裕はなく、3件目に見たキンナリーの1階$15/泊で手を打つことにしました。

ルアンパバーンの観光地化はかなり進み、欧米人が快適に感じる環境を整えつつあるようです。$50/泊以上するゲストハウス、ワインが飲めるレストランにエスプレッソがあるカフェ・・・、 ラオスに長期滞在するにはとても快適だと思います。

ただ、一方で托鉢自体が観光の目玉となって、托鉢見学ツアーが組まれるくらいに観光化され、かなり残念な気分になります。「まだまだ観光地化されない昔の文化が生きる国」と聞いていたし、それを理由に何度も旅している友人がいただけにそのギャップもあったかもしれません。

ルアンパバーンで2泊して、チェンマイ経由で帰国です。

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