3人で話していて、「あの人(その上司)ってやっぱりすごい」と言い出したのがAさん。たまたまそこに居合わせたのがBさん。それからAさんと話をしていたのが自分、で3名。
Aさんは、ある案件の契約締結セレモニーに同席をして、関係者を集めたパーティーで上司のスピーチを生で聞いて、感動して帰ってきた人。
Aさん「やっぱり、あの人はすごいよ。ローカルに尊敬される人ってなかなかいない。」
自分「すごいですよね。何がそうさせるのでしょうね。」
Aさん「なんだろう。外国人の人間関係を構築することはできでも、尊敬される領域まで行く人ってそうない」
Aさん「相手にこいつはすごいって思わせる部分がないとね。」
Bさん「あの人(上司)は昔からの外国人の友達がいて、英語の表現を細かく注意してくれるから、だいぶ違うようね。」
自分「やっぱりGive and Takeが成り立つ関係を作れるかどうかですかね。相手に与えられる物があるかどうかというか・・・」
私は、この会話を通して、外国人でも所謂お付き合いという関係を持ってくれるかもしれませんが、基本は「この人と付き合っていていいことがあるか」という視点で見られていて、それに応えられるだけの何かを持っているかどうかかなって感じました。
一方、Bさんは、どうやら「英語の表現が上手だから」ということを思ったらしく、英語は流暢に越したことはないのですが、それが本質ではないでしょう。
単なる会話の中でも、人によって感じが方が違うし、感じ方が違うとそれを踏まえた取り組みも変わってくる。
気付かなければ、なかなか成長しない。